Implantインプラント – 骨の再生・補強 –
インプラント時に行う
「骨の再生・補強」治療とは?
そのため、骨の量や厚みが不足している場合には、「骨を補う処置(骨造成や移植)」を同時に行うことがあります。
代表的な方法を、目的・特徴・期間ごとにわかりやすくまとめました。

こんな場合に必要です
- CTで「骨が薄い・高さが足りない」と言われた
- 抜歯してから長期間経過し、歯ぐきがへこんでいる
- 入れ歯やブリッジで骨がやせてしまった
- 前歯部で見た目も重視したい
骨造成の種類
| 治療法 | 概要 | 適応ケース | 特徴・メリット | 回復の目安 |
|---|---|---|---|---|
| GBR (骨造成法) |
骨を再生させる治療。人工骨を足して時間をかけてご自身の骨を作る | 抜歯後に骨が減った/前歯の見た目を重視/骨幅が足りない | 骨を増やして長期安定を確保 | 約3〜6ヶ月 |
| スプリット クレスト |
骨を「やさしく広げて」インプラントを入れる方法 | 骨の厚みが3〜5mm/高さは十分ある場合 | ご自身の骨を生かすやさしい方法 | 約3〜4ヶ月 |
| ブロック 骨移植 |
自分の骨を移して新しい土台を作る方法 | 骨が大きく失われている/長年の入れ歯使用 | 最も確実で安定性が高い | 約6〜9ヶ月 |
| ソケットリフト (上顎) |
上顎洞の底を少し押し上げて人工骨を足す | 上顎奥歯で骨の高さがあと数mm足りない | 体への負担が少なく回復が早い | 約3〜6ヶ月 |
| サイナスリフト (上顎) |
上顎洞を大きく持ち上げて新しい骨を作る | 骨の高さが4mm以下/上顎奥歯で骨が薄い | 骨が少ないケースにも対応可能 | 約6〜9ヶ月 |
| 抜歯即時 インプラント |
抜歯と同時にインプラント埋入 | 骨の状態が良好/見た目を早く回復したい | 治療期間短縮・骨吸収防止 | 約2〜3ヶ月で骨結合 |
| 即時荷重 インプラント |
埋入当日に仮歯を装着してすぐ噛めるように。 | 骨量・硬さが十分/咬合が安定 | 歯がない期間ゼロ/見た目即日回復 | 約2〜3ヶ月後に最終歯装着 |
ポイントまとめ
- 骨の状態に合わせて最適な方法を選択します
- 骨の再生には時間がかかりますが、長期安定のための大切なステップです
- 骨造成とインプラントを同時に行うこともあります



